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第10回造作工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社小倉工務店、更新担当の中西です。

 

さて今回は、

~改修時期について~

ということで、造作工事の改修時期の目安や劣化のサイン、長持ちさせるためのメンテナンス方法について詳しく解説します♪

 

造作工事は、建築物の内部を形成し、快適な空間を提供する重要な工程です。しかし、どんなに高品質な材料や施工技術を用いても、経年劣化や使用状況による摩耗は避けられません。適切なタイミングで改修を行うことで、安全性を確保し、コストを抑えながら美観や機能性を維持できます。

 


1. 造作工事の改修が必要になる主な要因

① 経年劣化による損傷

時間とともに、材料の摩耗や変色、ひび割れが発生します。特に、木材や壁紙、塗装仕上げなどは紫外線や湿気の影響を受けやすく、一定の期間を過ぎると性能が低下します。

② 使用頻度や荷重によるダメージ

造作工事の対象となる部分は、日常的に使用されることが多いため、摩耗しやすいです。特に、ドア・建具、カウンター、収納家具などは頻繁に開閉されるため、ヒンジの緩みや表面の傷が目立ちやすくなります

③ 機能やデザインの陳腐化

建築物の用途やデザインのトレンドが変化すると、機能やデザインが時代遅れになることがあります。特に、オフィスや商業施設では、快適性や効率性を向上させるために、一定期間ごとに改修が必要になります。

④ 安全性の確保

構造的な問題が発生すると、改修を検討しなければなりません。例えば、床や階段のたわみ、壁のひび割れ、家具の固定不良などは、安全性に影響を与えるため、早急な対策が必要です。


2. 造作工事の改修時期の目安

造作工事の対象となる各部分には、一般的な改修時期の目安があります。

① 壁や天井(クロス・塗装仕上げ)

  • 改修目安:5~10年
  • 劣化のサイン
    • 壁紙の剥がれ、変色、カビの発生
    • 塗装のひび割れやチョーキング(粉状化)
    • 汚れや傷が目立ち、清掃では落とせない状態

特に湿気の多い場所ではカビやシミが発生しやすいため、定期的な点検と早めの補修が必要です。

② ドア・建具(木製・スチール製)

  • 改修目安:10~15年
  • 劣化のサイン
    • 開閉時の異音(軋み、きしみ)
    • ヒンジや取っ手の緩み、ドアの歪み
    • 表面の傷や塗装の剥がれ

特に、公共施設やオフィスなど使用頻度の高い場所では、10年以内に交換が必要になる場合もあります

③ 造作家具・収納(カウンター、棚、キッチンなど)

  • 改修目安:10~20年
  • 劣化のサイン
    • 収納扉の開閉がスムーズでない
    • 木材の反りや割れ、表面の剥がれ
    • 耐水性の低下(キッチン・洗面台周りの腐食や水染み)

特に水回りの造作家具は湿気による劣化が進みやすいため、劣化が進む前に改修を検討することが重要です。

④ 床(フローリング・クッションフロア)

  • 改修目安:15~25年
  • 劣化のサイン
    • 床材の剥がれや変色
    • 歩行時のきしみ音や浮き
    • 防水性の低下(キッチンや洗面所では特に注意)

フローリングは、ワックスがけや表面塗装の再仕上げで耐久性を延ばすことができますが、深い傷や凹みがある場合は交換が必要です。

⑤ 階段や手すり

  • 改修目安:10~20年
  • 劣化のサイン
    • 手すりのガタつき、ぐらつき
    • 階段のきしみや段差のズレ
    • 滑り止め部分の摩耗

安全性に直結する部分のため、小さな異常が見つかった時点で補修・交換を行うのが理想的です。


3. 改修時期を遅らせるためのメンテナンス方法

① 定期的な点検と補修

  • 年に1~2回は造作部分の状態をチェックし、小さな不具合を早期に修正する。
  • ヒンジや取っ手などの金具は緩みがないか確認し、必要に応じて締め直す

② 適切な清掃と保護

  • 壁紙やフローリングは、専用のクリーナーを使って汚れを落とす
  • 家具や床の表面には、傷防止シートやフェルトパッドを貼ることで摩耗を防げる。

③ 環境に配慮した湿気・温度管理

  • 換気を定期的に行い、湿気の蓄積を防ぐ
  • エアコンや除湿機を活用し、木材の反りやカビの発生を防止する。

④ 高耐久な素材の選定

  • 耐水性・耐摩耗性の高い材料(ウレタン塗装、メラミン化粧板、セラミック塗装など)を使用することで、劣化を遅らせる
  • 頻繁に触れる部分には、交換が容易なパーツを採用する(例えば、着脱可能な収納扉やモジュール式家具)。

4. まとめ:適切な改修時期を見極め、快適な空間を維持しよう

造作工事は、建築物の美観や機能性を維持するために不可欠な要素です。適切な改修時期を見極めることで、安全性を確保しながら長期間にわたって快適に使用できます

壁や天井:5~10年ごとに改修
ドア・建具:10~15年ごとに点検・交換
造作家具・収納:10~20年で改修
床や階段:15~25年を目安にメンテナンス

定期的な点検と適切な素材選定を行い、長持ちする造作工事を実現しましょう!

 

 

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